真夜中の名古屋駅改札で、定期券により、多額の精算をした体験をお伝えします。

 今から10年程前です。
当時私は結婚しておらず、仕事もせず、ただ、資格試験の勉強に専念する生活をしておりました。
一方、私は元々野球ファンであり、プロ野球の中日ドラゴンズを応援していました。
そして、その年ドラゴンズが優勝しました。
ですから、秋に名古屋市内で行われる優勝パレードだけは、必ず行こうと決めていたのです。
当時妹が名古屋に住んでいたので、妹の家に泊めてもらうことにしました。

 私が住んでいたのは千葉県です。
普通名古屋に行くためには、東京駅まで行き、東京駅から新幹線に乗ります。
しかし、当然のことながら、受験生で無職の私には、新幹線代が高かったのです。
 
 そこで考えたのが、JR東海を、ずっと普通電車で乗り継いで名古屋駅まで行く方法です。
千葉から名古屋までの所要時間は、新幹線で約3時間、封通電車の乗り継ぎだと約8時間でした。
電車の中で勉強していけば時間が無駄になることもないと考え、普通電車の乗り継ぎで名古屋に行くことを決めました。

 さて、当日の話です。
改札に入る時、私は定期券を使いました。
当時勉強場所に使用していた図書館が西千葉駅近くにあったため、住んでいた駅から西千葉駅までの区間について、私は定期券を持っていました。
精算は、電車の中で車掌さんが回ってきたらしようと思っていました。

 しかし、この後、電車を何本か乗り継いだものの、社内に車掌さんは現れませんでした。
そして、名古屋駅には12時を過ぎたあたりに着きました。
米原方面へ向かう電車としては、終電でした。

 改札口につき、係の方が立っているところへ、乗車券の説明をしにいきました。
定期券を見て、係の方は、「え、こんなに長距離での精算ですか。
」と大変驚いていました。
係の方の説明によると、時刻が夜12時を過ぎており、コンピューターは既に止まっていて、精算額の計算は人間による手計算ですから、少々時間をください、ということでした。
計算するにあたって、まずルートを確認されました。
具体的には、西千葉駅というのはどこですか、という確認や、東京駅を経て、熱海駅や静岡駅、浜松駅などの東海道線を通ってきたことを確認されました。

 手計算は5分くらいで終わったと思います。
金額は6000円代でした。
その間、迎えにきてくれた妹に叱られてしまいました。

 確かにJR東海の職員の方には迷惑をかけてしまいました。
しかしながら、私にとって、優勝パレードの思い出とともに、今ではこの精算事件は、ちょっとかわった、いい思い出です。

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